理学療法士マネジメントについて考える

運動系とマネジメントについて学ぶ理学療法士のブログです

『人はみたいものだけを見る』

こんばんはmoyanです!

今日は初めて、いきなりステーキに行きました。

いまさら感は否めませんが、ずっと行きたいと思っていたので念願叶ってとても嬉しかったです。

ランチで行ったのですが、お肉が思っていた以上に柔らかくて大変美味しかったです。

経営的には店舗数の減少など逆風が吹いているようですが、美味しいお肉をリーズナブルに食べられるお店なので頑張っていただきたいなと思いました。

 

さて、今日も『MBA100の基本』から抜粋した言葉から考えていきたいと思います。

 

『人はみたいものだけを見る』

ヒトの脳は非常によくできています。

しかし、ヒトは目で見たものをカメラの様に脳内に正確に伝えているわけではありません。

全ての情報を脳に伝えようとすると容量オーバーになってしまうからです。

そのため見たい部分をデフォルメ・抜粋して脳に送って記憶します。

その例として、”銀行強盗が頬に大きなバツ印をつけていたため人質の人はそれ以外の特徴を覚えていなかった”なんて話を聞いたことはありますか?

このようにヒトはみたい部分、見やすい部分ばかり見てしまう習性があります。

 

これと同じように我々の思考過程も見たいものばかり見てしまいます。

”どうしても使用した物品を購入したいからそのメリットばかり見てしまい、コスト面や運用の面まで考えることが出来ない。”

”実際の臨床現場でも、最近勉強した知識や特異な治療法に患者さんを当てはめてしまう。”

この辺りはリハビリの現場で良く生じる問題かなと思います。

集中したり、細部にこだわって勉強したりすることも大切ですが、人間は見たいものばかり見てしまう癖があるという事を意識して、少し俯瞰して物事を考えることも大切な視点だと思います。